メンター制度
今私は介護業界で創業するための「創業塾」に通っています。
そこで知った新しい情報として人材確保&育成のために「メンター制度」というものがあります。そしてそれを導入している企業様が増えているという事実を知りました。
この制度は厚生労働省が2012年から始めている制度で女性の働きやすさ 求めてメンター制度導入やロールモデル普及を目指しているらしいです。
介護業界では人材不足が大分前から言われています。実際施設側にも問題はあって、人材を確保してもその人材をケアしないところが多いらしいです。そうすると仕事が嫌になって辞めてしまう。そして別の介護施設に転職する。そこでもまた同じことが繰り返されまた辞めてしまうという負のスパイラルが起きています。
介護業界に限ったことではないですが、一般企業でも入社をしたらその仕事の内容を研修を通して徐々に慣れていくというような、ステップを踏むわけです。そういうことがない業界は(特にここでは介護業界を指しています)、新人の 研修やケア、フォローをやらないと、ずっと不のスパイラルに入ったままで、広告費をかけて人を募集して採用したけどすぐ辞めてしまったということが繰り返されるだけです。
「メンター制度」は、入ってきた新入社員に対して 既存のスタッフが一人ついてその新入社員をフォローして行くという体制です。仕事のやり方、仕事上の悩み、そのプライベートでの相談ですとか、仕事をする上での問題だったり懸念事項を身近な先輩がフォローして消していくことによってその新入社員が育って企業に定着していくという制度です。
メンター制度を導入
またメンター制度を導入にあたっては国から助成金が出るというとてもラッキーな話もあります。
どうやって導入と申請ですねするかと言うとそのメンター制度の資格保有者が導入にあたって研修をしてその後助成金の申請ができるのです。
ぜひあなたの会社でもこのメンター制度を導入してみてスタッフの育成と人材開発、離職率の低下などを目指してみるのはいかがでしょうか?
今日は以上です。
メンター制度とは
職場における人材育成法の一つ。知識や経験の豊かな先輩社員(メンターmentor)と後輩社員(メンティmentee)が、原則として1対1の関係を築き、後輩社員のキャリア形成上の課題や悩みについて、先輩社員がサポートする制度で、メンタープログラムともいう。メンターは優れた指導者、助言者などを意味する英語である。
メンターはメンティの直属の上司以外の人物であることが一般的で、二人は定期的に面談(メンタリング)を重ねながら、メンティ自身が課題を解決し悩みを解消するための意思決定を行うようにする。メンティが次のメンターとなって支援する側にまわり、人のつながりを次々に形成していくことをメンタリングチェーンmentoring chainという。
メンタリングは、1980年代のアメリカにおいて今日のような制度になったとされる。
日本では、新入社員に対する支援体制として同様の教育制度を実施することがあり、幹部候補の女性社員を育成する制度として導入する企業も増えている。厚生労働省では2012年度(平成24)にポジティブ・アクション展開事業の一環として、女性社員の活躍を推進するための「メンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル」を作成した。女性の管理職候補が経営感覚や判断力を養いながら、人間関係を構築していくための制度として、企業が導入することを後押ししている。
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スナガケイイチ(須永 圭一)
メンター制度 導入や検討は・・・
介護業界だけでなく、一般の企業でも人不足、人材不足に悩む経営者は多いです。そんな中で、他社と差別化して人材を確保し、人材を育成することが急務になっています。的確な情報発信と制度の導入、助成金の申請まで一人では到底無理です。
私ならあなたのお役に立つことがが出来ます。
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